パニック発作(不安発作)によって起こるパニック障害とは、症状は

パニック障害は、突然何の前触れもなく不意に起こるパニック発作(不安発作)を特徴とする強い不安感に襲われる病気です。

このパニック発作は激しい不安感と心臓がドキドキする、胸がしめつけられる、息がつまる、めまいなどの自律神経症状です。 このパニック発作を経験すると、引き続きその発作が再発するのではないかと恐れる予期不安と、それに伴う症状の慢性化が生じるようになります。

パニック発作は強烈で、患者は腰が抜け、このまま死んでしまうのではないかと恐怖に襲われ、救急車で病院へ運ばれることもしばしばあります。

しかし、病院に到着したころには、パニック発作のピークは過ぎ去り、先ほどの発作が、うそのように症状は見られなくなったりします。

病院では、いろいろな検査を受けても、結局何も異常はみられません。多くの場合、パニック障害の発作は、繰り返し起こります。そのため、日常生活が大きく制約されるようになります。