毛染めやパーマのかぶれ、かぶれが円形脱毛症に!治療や対策は

ヘアカラーや白髪染めなどでの毛染め液や脱色剤による接触皮膚炎(かぶれ)は、近年増加傾向にあります。

毛染めやパーマ 皮膚のかぶれ

かぶれたら、その直後に流水で20分以上洗い流し、薬品濃度を薄めるとともに、患部を冷やして炎症を軽減させましょう。その後、皮膚科を受診してください。

もし薬品を洗い流さないと、皮膚に残った薬品によって炎症部分が拡大したり、皮膚の内部の真皮にまで波及してしまいます。治療は長引くことが多く、約2週間ほどかかります。毛髪のある頭皮は二次感染を起こしやすいため、抗生物質の内服が必要な場合もあります。

円形脱毛の合併は、治療すれば3~6カ月で治ると思われます。毛根まで破壊されてしまう瘢痕脱毛(はんこんだつもう:毛根が破壊されてしまった事による脱毛)を起こしていると、まれに永久に毛が生えないこともあります。

もし治療を受けても治らない場合、円形脱毛か瘢痕脱毛かの確定診断には皮膚の組織検査が必要になりますので、総合病院か大学病院で診察を受けてください。

一方、パーマ液によるかぶれは顔面に多く見受けられます。やけどⅡ度(水疱[水ぶくれ]形成)と同様の症状が表れ、痛みもあります。この場合も、20分以上流水で洗い、氷で冷やしてから皮膚科で診てもらいましょう。

治療は、やけどと同じです。かぶれが治ったあとも色素沈着を残すことが多いため、その治療にさらに半年以上かかることもあります。