軽度な火傷の処置と冷やした後の処置!ヒリヒリする痛みを抑えるには

家庭での小範囲で火傷(やけど)の応急処置についは、まず第1に、受傷部分を水道の流水で冷やします。少なくとも20分以上、時間が長いほど効果的です。

火傷の局部を冷やすことで、傷害が皮膚の深部にわたるのを防ぎ、受傷面積も縮小して、痛みが軽くなります。

受傷部分が衣服などの被覆部ならば、衣服を引き裂くかハサミで断ち切りますが、手間どるようなら衣服の上から水道水で冷やすようにします。

火傷の応急処置の時の注意点

火傷処置時の注意点として、皮膚炎などに使用するチンク油やその他、家に代々伝えられた薬などを使用した自家療法は絶対に行わないでください。

感染を起こしやすく、また深部まで傷害を及ぼし、肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん;赤くミミズ腫れみみずばれのように盛り上がる傷跡)やケロイドをつくる可能性もあります。

そのため、まずは局部をじっくり冷やすことが大切です。

火傷の応急処置後の痛み

火傷の受傷部分を冷やした後、大丈夫かなと思って水から離すと、すぐにジンジンしたり、ヒリヒリしたり、痛みがぶり返す場合があります。そのような時は、火傷した受傷部分をラップで巻きます

これは、ラップで巻くことで、火傷の局部が空気に触れなくなり、痛みが緩和するためです。

火傷の局部を冷やした後の処置

火傷した局部を冷やした後は、水疱(水ぶくれ)を破らないように清潔な布で広くおおい、その上から氷を当てて、出来れば皮膚科専門医を受診してください。

火傷は、適切な治療が行われないと、治るのに時間がかかってしまったり、肥厚性瘢痕ややケロイドができるなど、火傷跡が目立ってしまうことがあります。

「軽いので大丈夫」と思わず、出来るだけ皮膚科専門医を受診してください。

火傷が軽度の場合、使える市販の薬

火傷が皮膚表面の浅い火傷の場合、応急処置後に痛みがひいていれば、必要に応じて市販の軟膏などの塗り薬を使うことができます。

■ ステロイドを含まない軟膏

ステロイドの成分を含まない軟膏は、症状が軽い場合や肌が敏感な部分に使用する場合、また副作用などが気になる場合は、気軽に使用することができます。

オロナインH軟膏 軽度の火傷には

オロナインH軟膏
(様々な症状に有効な医薬品)

紫雲膏 軽度の火傷

紫雲膏
(血行促進、皮膚再生を早める漢方薬)

■ ステロイドを含む軟膏

ステロイドを含む軟膏は、痛みや赤みに対して即効性があります。しかし、ステロイドには患部の免疫力を低下させたり、使用法を誤れば副作用が出る場合もあるので、患部の様子を見ながら、出来れば短期間の使用にしましょう。

オイチミンD ステロイドを含む軟膏

オイチミンD
(火傷の炎症を素早く抑える医薬品)